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The Japanese Society for Experimental Mechanics
日本実験力学会
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日本実験力学会分科会リスト


光学的手法Optical Method 詳細はこちら
主査: 李 志遠(産業技術総合研究所)
幹事: 田中 洋介(京都工芸繊維大学),王 慶華(産業技術総合研究所)

〈分科会概要〉
 光学的手法には,古くは光弾性法やコースティック法,スペックル干渉法,モアレ干渉法,ステレオ法,パターン投影法などが開発され,近年には,デジタル画像相関法,デジタルホログラフィ,サンプリングモアレ法など多様な手法が開発されています.非接触で高速に多くの情報を得ることができる計測手法であり,今後ますますの発展が期待できます.このような研究や技術の普及と発展をめざして,光応用計測や全視野計測,画像計測に関する新技術の開発や技術の普及・実用化,技術教育,標準化について活動します.
〈キーワード〉
光応用計測,全視野計測,画像計測,全空間画像計測,三次元形状計測,変形・応力・ひずみ分布計測,コースティックス法,スペックル干渉法,デジタルホログラフィ,モアレ法,レーザー干渉法,デジタル画像相関法,格子法,光弾性法,位相解析,縞画像解析,可視化,構造ヘルスモニタリング
画像処理応用Applications of Image Processing 詳細はこちら
主査: 小野 勇一(鳥取大学)
幹事: 内田真(大阪市立大学),有川秀一 (明治大学)

〈分科会概要〉
 実験力学の分野において,応力,ひずみ,変位,形状,温度,流速などを3次元および3次元デー タとして全視野的に求めるためには,画像処理技術が不可欠になっています.本分科会では,実験力学のあらゆる分野において,画像処理を用いた測定法の現状や新しい手法について,さらにはそれらを現場に適用する場合の問題点等について意見交換を行います.
〈キーワード〉
画像処理,全視野計測,応力・ひずみ解析,形状計測,き裂・欠陥の検出/評価,応力・ひずみ・変形の可視化,流れの可視化,医用画像処理,デジタル画像相関,格子法
バイオメカニクスBiomechanics 詳細はこちら
主査: 小林 公一 (新潟大学医学部保健学科)
幹事: 千葉 美麗 (東北大学大学院歯学研究科 口腔機能形態学講座 口腔生理学分野)

〈分科会概要〉
 バイオメカニクスは,日本語訳で「生体力学」と言います.“生体力学とは何でしょうか?”簡単にいえば,生体系に対する力学の応用です.すなわち,生体系における力学的仕組みを知るための学問なのです.本分科会では,医学・歯学の分野で臨床・研究・教育に携わる臨床家・研究者と工学の分野で力学解析を研究する研究者・教育者との有機的な繋がりを構築し,生体系に潜む様々な力学特性に関する解明を行っていきます.
〈キーワード〉
顎顔面口腔構造,筋骨格系力学,光弾性法,画像解析,医用診断機器,応力・ひずみ解析,生体材料,シミュレーション,医歯学,生物学
流体可視化Flow Visualization 詳細はこちら
主査: 文字 秀明 (筑波大学大学院システム情報工学研究科 構造エネルギー工学専攻)
幹事: Cheong Kar-Hooi (チョン・カー・ウィー) (産業技術総合研究所計測標準研究部門)

〈分科会概要〉
 流れの可視化に関する手法や,それら可視化手法により得られた可視化画像,さらには可視化画像に基づく計測結果を含む研究を中心に扱う.流れの可視化は流れを直感的に把握するのに役立ち,流体実験の第1歩である一方,可視化画像を基にした画像処理計測は,現在,最も進展している分野の1つである.
〈キーワード〉
流れの可視化,計測技術,画像処理,管内流,外部流,可視化モデル,単相流,混相流,CT,MRI,NMR,PIV,PTV
産業応用Industry Applications of Experimental Technology 詳細はこちら
主査: 池田 倫秋 (株式会社システムスクエア)
幹事: 本間 克美 (株式会社悠心)

〈分科会概要〉
 産業応用分科会は年2回,春と秋に開催され大学の研究者をはじめ幅広い分野の企業の参加を頂いています.特に食品分野においては実験力学的手法による応用の可能性を秘めており,参加企業からは産学の連携に強い関心を頂いており,専門分野における有識者の講演会も開催しています.講演後の懇親会では活発なディスカション行われて,その後に参加企業が大学を訪れるきっかけとなっています.今後はさらに産学連携支援センターをはじめ各分科会と協力し,より多くの企業に参加にしていただき活発な活動をしたいと思っています.
〈キーワード〉
高速度ビデオカメラ,紙容器,落下衝撃,再生紙,変形,液体包装,ヒートシール,複合材料
サステナブル・エンジニアリングSustainable Engineering 詳細はこちら
主査: 井口 学  (大阪市立大学)
幹事: 酒井 祐介 (株式会社熊谷組)

〈分科会概要〉
 地球温暖化,食料問題を始めとしたグローバルインセンティブ゛な環境対策,化石燃料の将来的枯渇や近年の価格高騰に対する新エネルギー開発の喫緊の課題,廃棄物処理・再資源化問題,大気汚染防止対策,ダイオキシン対策,排水処理・水循環利用,エコマテリアル開発,さらにはバイオ,ナノテクなどの多岐の領域に亘って連携を深めるための活動を行う.
〈キーワード〉
環境,地球温暖化,化石燃料,廃棄物処理,大気汚染,水循環利用,エコマテリアル,環境アセスメント,再生可能エネルギー,環境ホルモン
エネルギーシステムEnergy and Power Systems 詳細はこちら
主査: 澤井 徹 (近畿大学 理工学部 機械工学科)
幹事: 野口 佳樹 (龍谷大学 理工学部 機械システム工学科)

〈分科会概要〉
 エネルギーの生産・消費とそれに関連する幅広い対象をエネルギーシステム として捉え,エネルギーシステムにおける新たな課題の発掘とそれらを克服す る方法の探索を行う.この結果を,生活空間における快適性・QOLの向上といっ た身近な問題から,生産設備の性能向上技術,さらには地球温規模の環境問題 対策にまで適用し,21世紀の社会問題解決に寄与する.
〈キーワード〉
基礎分野
 燃料と燃焼,伝熱,熱力学,流体力学,混相流
応用分野
 省エネルギー,自然エネルギー,動力システム,冷凍空調, 燃料電池,水素,住環境
マテリアル反応工学Materials Processing and Engineering 詳細はこちら
主査: 小野 英樹 (富山大学大学院理工学研究部(都市デザイン学))
幹事: 小西 宏和 (大阪大学大学院工学研究科マテリアル生産科学専攻)

〈分科会概要〉
 環境に与える負荷に配慮した材料プロセスの重要性が注目されていることをふまえ,本分科会では, (1)廃棄物を含む有価資源のリサイクル,(2)資源問題・炭酸ガス排出抑制など地球環境保全のための要素技術,(3)環境調和型新材料プロセス,(4)材料製造プロセスにおける輸送現象,(5)反応プロセスの計測・解析・制御に関して,新たな視点からのアプローチを探索する.
〈キーワード〉
材料工学/材料科学,熱・物質移動,輸送現象,熱力学,製錬工学,反応プロセス,反応制御,環境,金属生産工学,リサイクル工学
法医工学 詳細はこちら
主査: 小倉 崇生 (三重県警察本部 刑事部 科学捜査研究所)
幹事: 鍵山 善之 (山梨大学 大学院総合研究部)
幹事: 山田 隆一 (山梨大学 大学院総合研究部)

〈分科会概要〉
 近年,高齢化社会における介護・福祉・医療の分野や事件・事故における科学捜査等の分野で,人体損傷の評価が重要になってきている.本分科会では,人体損傷評価をキーワードとして,ロボット,科学捜査,高齢者の住環境整備等に関する情報交換を行うとともに,多くの研究者による横断的な課題の提案とその解決法を検討するものである.
〈キーワード〉
バイオメカニクス,バイオマテリアル(生体材料),バイオエンジニアリング,法工学,法科学,法医学,整形外科,材料強度,非破壊検査,スポーツ工学,衝撃・衝突(動的応答)解析,計算力学・数値解析,MRI,CT,規格化・標準化
ナノ・マイクロ機能物性材料Nano/Microscale Functional Materials 詳細はこちら
主査: 三宅 修吾 (神戸市立工業高等専門学校機械工学科)
幹事: 生津 資大 (京都先端科学大学工学部機械電気システム学科)

〈分科会概要〉
 ナノ・マイクロ機能物性材料分科会は,サイズ変化に伴う材料物性の変調を議論・研究する分科会です.対象とする材料物性は機械物性,電気物性,光 学物性など多岐に及び,これらの物性のサイズ効果のメカニズムを科学的視点から学術的に議論し,産業応用に結びつけるための検討を行います.ま た,これらに係る技術の最新動向を収集し,近い将来,我が国の科学技術が目指すべき方向を議論するとともに,それに如何に貢献するかを議論します.
〈キーワード〉
材料物性,ナノ・マイクロ計測技術,MEMS・NEMS,機能性材料,サイズ効果
時間依存性材料Mechanics of Time-Dependent Materials 詳細はこちら
主査: 中田 政之(金沢工業大学材料システム研究所)
幹事: 坂井 建宣(埼玉大学大学院理工学研究科機械工学専攻)

〈分科会概要〉
 最近,金属やセラミックのみならず高分子材料およびその複合材料の開発が盛んに行われており,特にCFRPなどの繊維強化プラスチックは航空・宇宙機器の一次構造部材として多く用いられるようになっている.これらの材料の機械的性質は時間によって変化するという特徴を有している.したがって,これらの材料を用いた部材の長期信頼性を確保するためには,時間という観点からのアプローチが重要であり,構造物の設計の際に時間を考慮した解析が必須となる.本分科会では,時間に依存して物性が変化する材料の成形,粘弾性・粘塑性・超塑性,クリープ・応力緩和・疲労・衝撃など時間をパラメータとする評価・設計などに関する方法論の創出および構築を目指す.
〈キーワード〉
時間依存性材料,プラスチック,高分子系複合材料,金属,セラミックス,木材,土,粘弾性,粘塑性,超塑性,クリープ,応力緩和,衝撃,疲労,熱力学,形状記憶材料,高分子結晶,フィジカルエージング,レオロジー
インフラ維持管理技術Measurement Technology in Civil Engineering 詳細はこちら
主査: 森田 千尋(宮崎大学工学教育研究部 工学科土木環境工学プログラム)
副査: 山口 浩平(長崎大学大学院工学研究科システム科学部門)
幹事: 合田 寛基(九州工業大学大学院工学研究院建設社会工学研究系)

〈分科会概要〉
 土木工学分野で使用される計測機器にはロバスト性が求められます。本分科会では,近年開発が進められている3Dレーザースキャナ,デジタル画像相関法,レーザドップラ速度計,サーモグラフィ等の光学的計測法を用いた実用的計測法の開発や技術の土木工学分野への普及と実用化を図るとともに,土木構造物の健全度診断法を開発し維持管理への応用を目的とした活動を行います。
〈キーワード〉
3Dレーザースキャナ、デジタル画像相関法,レーザドップラ速度計,サーモグラフィ、全視野計測,変形・応力・ひずみ分布計測,可視化,構造ヘルスモニタリング,健全度診断、維持管理
スケールモデリングScale-Modeling 詳細はこちら
主査: 中村 祐二(豊橋技術科学大学大学院工学研究科)
幹事: 平沢 太郎(中部大学工学部)

〈分科会概要〉
 相似則(scaling law)を確認するための模型実験は特定の分野ではなく工学全般に共通して利用できるアプローチであるにもかかわらず,近年の細分化する学協会の中で統一的に議論される場が少なくなっているのが現状である.本分科会では、幅広い分野の研究者・技術者との間での相似則,模型実験理論に関する継承,伝達,開発,ひらめきを探索してゆくのが本分科会の目標である.
〈キーワード〉
スケールモデリング,模型実験理論,相似則,π理論,力学方程式,無次元方程式,科学的問題解決,スケールアップデザイン,スケールダウンデザイン,マイクロフレーム
看護工学 詳細はこちら
主査: 坂本 信(新潟大学医学部)
幹事: 定方 美恵子(新潟大学医学部)


以前活動していた分科会

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Last Updated Jul. 25, 2023