image
The Japanese Society for Experimental Mechanics
日本実験力学会
 ホーム  > 分科会  > インフラ維持管理技術分科会

インフラ維持管理技術分科会

主査:松田 浩
長崎大学大学院工学研究科システム科学部門(構造工学コース)
〒852-8521 長崎市文教町1-14
phone:095-819-2590 (direct) fax:095-819-2602


幹事:合田 寛基
九州工業大学

  1. 設置趣旨
    近年開発が進められている3Dレーザースキャナ,デジタル画像相関法,レーザドップラ速度計,サーモグラフィ等の光学的計測法を用いた実用的計測法の開発や技術の建設工学分野への普及と実用化を図るとともに,建設構造物の健全性診断法を開発し維持管理への応用を目的とした活動を行う.

  2. 背景
    構造物の非破壊検査技術として,放射線透過,サーモグラフィ,レーダー,超音波,衝撃弾性波,AEによる試験法,打音法などの技術開発が進められているが,トンネルのコンクリート片剥落事故,鋼製橋脚の疲労き裂発生を契機として,効率的・高精度な面的探傷技術の研究開発が望まれるようになった.また,上記の技術は材料の内部欠陥等の検知能力には優れるが,材料の破壊が何時起るかを予測できるわけではない.材料の劣化を診断し,余寿命を予測するためには,材料の劣化メカニズムを面的に精確に把握し,材料が劣化に至るまでの状態をリアルタイムに計測する必要がある.その先に,効果的な補修・補強等の維持管理法がある. 光学的計測法は,(a)非接触,(b)高精度,(c)高速,(d)全視野計測が可能等,多くの利点を有しており,コンピュータ周辺機器や画像処理技術の進歩により,これらの光学的測定法はより使いやすく信頼性の高いものとなっている.また,種々の構造物の複雑化が進む中,光学的計測法を劣化検査に用いるだけでなく,非線形FEMなどの計算力学的な解析と組み合わせて用いることにより,より信頼性の高い強度評価を行うことができる. 実構造の場合には,まず設計図面が残っていない構造物の構造・形状データや老朽化した構造物のひび割れや剥離等の変状がどの程度の年数でどれほど増加したかなどを取得する必要がある.定期的にメンテナンス・計測された三次元データは,静的・動的解析による耐震診断法の基礎データとして使用することもできるし,また,三次元データベースの維持管理システムを更新することにより,構造物の劣化に対する予防保全や維持管理に利用できる.3Dレーザースキャナでは,面的な高密度計測,短時間計測,人の立入りが困難な現場での計測,デジタルデータとしての記録・加工が可能などの特長を有しており,実構造物の変状調査に期待できる.

▲ページ先頭へ


ホームサイトマップお問い合わせ・連絡先
Last Updated Sep. 10, 2016