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The Japanese Society for Experimental Mechanics
日本実験力学会
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看護工学分科会


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主査:坂本 信
新潟大学医学部
〒951-8518 新潟市中央区旭町通二番町746
TEL: 025-227-0963
FAX: 025-227-0963


幹事: 定方 美恵子
新潟大学医学部
〒951-8518 新潟市中央区旭町通二番町746
TEL: 025-227-2369
FAX: 025-227-2369



設置趣旨
 近年の医学の進歩,高齢化社会の到来,国民の健康意識の多様化等,保健・医療・福祉を取り巻く環境の変化に伴い,保健・看護系大学を中心に高度看護職者の育成が行われている.看護学とは人の健康に関わる生活の諸問題を起点に,その解決のために生活に関わる意図的な介入として行うことについて考究する学問である.したがって,看護学は直接的あるいは間接的な援助や対処の方法の科学であり,実践的技術の科学といえる.一方,工学は数学と自然科学を基礎とし,ときには人文科学・社会科学の知見を用いて,公共の安全,健康,福祉のために有用な事物や快適な環境を構築することを目的とする学問と定義されている例がある.このように人文科学・社会科学,医学に基盤を多くもつ看護学が技術科学を重視していると同時に,自然科学を基盤とした工学が人文科学・社会科学,健康,福祉,環境を重視していることは重要であり,看護学も工学も最終的に人の健康な生活に役立つことを大事な目標としていることに異論はない.しかし,実践的看護技術の根拠や的確な方法について科学的に証明されたものは多くはなく,工学的見地から看護技術の評価が望まれている.さらには,工学系においては,人間工学の専門研究者が看護に関する研究を行う例はあっても,それ以外を専門とする工学者や工学系学生の看護学についての興味は薄く,看護学に対する基礎知識は不十分である.
 上記のような背景の下,看護工学分科会では,実験力学の新たな手法を積極的に看護学に導入し,力学に関連した新たな分野となる看護工学の研究分野を発展させることを主な目的とする.

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Last Updated Dec 8, 2021