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The Japanese Society for Experimental Mechanics
日本実験力学会
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2016年度日本実験力学会 称号授与報告

(敬称略)
実験力学高度専門術士 (Distinguished Specialist in Experimental Mechanics) 1名

米山 聡(青山学院大学・教授)

実務経験年数21年
授与理由:
 授与者は光学的手法を駆使したひずみ測定法の開発,破壊力学パラメータ評価法とその応用,逆問題解析による境界条件・材料特性の同定に関する研究に長年従事し,数多くの先駆的業績を挙げている.さらに,日本実験力学会論文賞をはじめ多くの学術賞を受賞し,国内外の学術誌の編集委員を務めていることは,その学術活動が学会において高い評価を得ていることの証左である.また,設立時より日本実験力学会の評議員を務め,理事,編集委員長を歴任するなど学会の企画運営に尽力してきており,本会の発展に対する貢献度は極めて大きい.称号授与規定および提出された履歴書,推薦書に基づいて,実験力学高度専門術士の称号授与を認める.
実験力学専門術士 (Specialist in Experimental Mechanics) 2名

小柳 潤(東京理科大学・講師)

実務経験年数16年
授与理由:
 授与者は,高度な実験および解析技術を駆使し,複合材料工学分野において繊維と樹脂の界面強度に関する研究,デジタル画像相関法を応用したCFRPの残存強度評価,破壊挙動に及ぼす負荷速度ならびに温度の影響などについて多くの成果を挙げてきた.また,本会において多数の講演論文および学術論文を発表するのみならず,国内の複数の学会においても積極的に活動し,実験力学分野に大きな貢献をしている.称号授与規定および提出された履歴書,推薦書に基づいて,実験力学専門術士の称号授与を認める.

小林公一(新潟大学医学部保健学科・准教授)

実務経験年数25年
授与理由:
 授与者は,生体力学,医用工学に関する研究に従事し,生体硬組織の力学特性をマクロおよびナノスケールで評価するともに,医用画像技術を駆使した生体内における関節アライメントおよび関節動作評価法の開発とその応用について数多くの業績を挙げている.また,本会設立時より多数の講演発表を行うとともに,本会事務,年次講演会および国際会議の開催運営に多大の貢献をしている.称号授与規定および提出された履歴書,推薦書に基づいて,実験力学専門術士の称号授与を認める.

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Last Updated  Jan. 8, 2017