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The Japanese Society for Experimental Mechanics
日本実験力学会
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Call for Papers

日本実験力学会では、年4回(3、6、9、12月)刊行している会誌に記載する論文を募集しています。
英文誌 Advanced Experimental Mechanics (AEM) については, こちらのページをご参照ください.

2026年26巻3号(9月発行)特集号論文募集のお知らせ
バイオメカニクスによる生体探求と臨床活用
原稿締切日:論文,技術報告:2026年 4月 30日 ,解説記事:2026年 5月 29日

2026年26巻2号(6月発行)特集号論文募集のお知らせ
流体工学の進展
原稿締切日:論文,技術報告:2026年 1月 30日 ,解説記事:2026年 2月 27日


*特集号に掲載希望の論文である場合は,電子投稿審査システム(以下EM)で論文を投稿する際の, 「抄録」箇所に掲載希望の特集号のテーマ名を明記して下さい.

入会キャンペーン

 非会員の方で論文投稿をされる方に、入会キャンペーンを実施しています。入会して頂ければ、掲載料を会員価格にさせて頂くとともに、入会年度の学会年会費を免除します。ただし、次年度からは年会費の請求があります。なお、著者が非会員でも連名者に会員を含む場合には、掲載料は会員価格になりますが、この場合も入会キャンペーンの対象になります。※なお、本学会の会計年度は4月〜翌年3月です。
 入会手続き方法は以下の通りです。論文投稿時の入会キャンペーンによる入会を希望される方は、以下の入会申込フォームから入会手続きをお願いいたします。その際、「その他学会への連絡事項・コメント」欄に、「論文投稿時の入会キャンペーンによる入会手続きをします。論文受付番号は****です。」とご記入ください。

 入会申込&分科会登録フォームへ

投稿方法

  1. 原稿見本をダウンロードしてください。
    日本実験力学会誌原稿見本のダウンロード

  2. 電子投稿審査システム(EM)により,論文(学術論文、技術報告、解説等)をご投稿下さい。
    ご投稿にあたり以下の点を御注意下さい.
    • 著者や査読者,論文審査委員として一度も実験力学のEMを利用されたことのない方は,まず,ユーザー登録を行ってください.ユーザー登録の方法はEMのトップページにある著者用マニュアルをご覧下さい.
    • 論文の投稿手続きには,論文のほか,著者情報,キーワード,抄録が必要です.
    • 論文情報を送信した後,PDFファイルの作成や,その確認などが必要です.論文の投稿手続きは「投稿完了」の画面が出るまで完了していませんので,ご注意下さい.また,投稿が完了するとメールにて「初回投稿完了のお知らせ」がきます.

 論文投稿窓口 EM はここからアクセスして下さい

投稿料

  • 解説には別刷が50部つきます。追加部数につきましては有料となります。
  • 論文投稿料 6頁まで4万円、7頁5万円,8頁6万円,9頁9万円,10頁10万円(表紙付別刷50部付)です。
  • 非会員については、それぞれ1万円増しとします。
  • 追加別刷料 50部毎に6頁まで1万円,7頁1.5万円,8頁2万円,9頁3万円,10頁4万円です。

カラー印刷について

カラー印刷をご希望の場合には投稿票にカラー印刷ご希望のページ数をご記入ください。一つの論文につき,カラーの頁数が2頁以内2万円,3頁以上は1頁につき1.5万円の追加料金が必要です。

投稿規定

投稿規定ダウンロード (2007年4月28日改訂,2012年4月5日修正, 2015年1月24日修正, 2016年9月9日修正,2019年9月1日修正)

論文審査規定

論文審査規定ダウンロード(平成13年12月6日制定,平成27年1月24日改定,令和 7 年 6 月 14 日改定)

技術報告審査規定

技術報告審査規定ダウンロード(令和7年11月29日制定)

特集号論文募集


巻号
(発行年月)
特集号テーマ 担当者名 特集号内容説明
26巻3号
(2026年9月)
バイオメカニクスによる生体探求と臨床活用

〒851-8518
新潟市中央区旭町通2-746

新潟大学医学部保健学科
小林 公一

Tel: 029-853-5061
E-mail: kobayasi【@】clg.niigata.ac.jp
Biomechanics: Exploring Living Systems and Clinical Applications

 生体内の力学現象は,私たちの生命活動の根幹を成しています.食物の咀嚼・嚥下,姿勢の保持と運動,心臓による血液循環,触覚による硬さ感知など,枚挙にいとまがありません.このような精緻な現象の背後には,力学原理に基づく秩序あるメカニズムが存在します.バイオメカニクスは,生体に力学の視点を適用することで,これらの現象を理解し,その仕組みを解き明かす学問領域として発展してきました.
 近年では,バイオメカニクスを応用し,保健,医療,福祉といった人々の健康に関わる分野の課題解決への貢献が期待されています.実験力学に基づく多様な計測技術(光応用計測,医用画像解析:X線,MRI,超音波など)に加え,有限要素解析などの数値シミュレーション,さらには深層学習を含む人工知能技術の援用により,研究は飛躍的に進化しています.これにより,疾患や損傷,機能障害の発生要因の解明,およびそれらの予防,診断,治療技術の開発が活発に進められています.
 本特集号では,生体探求における基礎研究から,臨床応用を目指した先進的な研究まで,バイオメカニクスの最新の成果を広く集積し,当該分野の更なる発展に貢献することを目指すべく,以下のテーマに関する研究論文を幅広く募集します.
 1. 生体における力学現象の計測・解析技術の進展
  ・生体組織,細胞,分子の力学特性の計測・評価
  ・医用画像や光応用計測を用いた力学現象の非侵襲・高精度解析
 2. 健康科学の発展に資するバイオメカニクスの臨床応用
  ・疾患・損傷の発症メカニズム解明とリスク評価
  ・リハビリテーション,看護,福祉分野における機能評価および支援技術の開発
  ・医療機器,インプラント,人工臓器,生体適合材料に関するバイオメカニクスおよびトランスレーショナル研究
  ・スポーツ科学におけるパフォーマンス向上・障害予防に関する研究
 3. 情報解析技術を活用した診断・予測技術
  ・有限要素解析などの数値シミュレーションによる生体現象のモデル化と予測
  ・人工知能,深層学習,データサイエンスを活用したバイオメカニクスデータの解析と新規診断・予測技術の開発

 本特集号は,実験力学会の「バイオメカニクス分科会」ならびに「看護工学分科会」に所属する諸氏をはじめ,生体や医療に携わっている方々に深く関係する内容ですので,皆様の研究成果を論文や解説記事として広く募集いたします.多数の投稿をお待ちしております.
26巻2号
(2026年6月)
流体工学の進展

〒305-8573
茨城県つくば市天王台1-1-1

筑波大学システム情報系
文字 秀明

Tel: 029-853-5061
E-mail: monji【@】kz.tsukuba.ac.jp
Progress in Fluid Engineering

 新しい実験手法や計測技術の開発により,日々,流体工学分野では新しい現象の発見や流動メカニズムの解明が行われています.この特集号では,そのような皆様の日々の研究に基づく論文を募集しています.
 本誌は日本実験力学会の学術雑誌ですので,実験的研究が対象となりますが,数値シミュレーションの結果を援用しメカニズムを解明する研究も行われていますで,実験と数値計算の両方を活用した研究も対象とします.また,流体の範疇は広く,単相流のみならず,気体−液体二相流などの複雑流体や熱や電気を含む流れも対象としています.
 本特集号「流体工学の進展」は実験力学会に所属し,流体に携わっている研究者および技術者の方々のほぼ全員に適したテーマですので,この特集号を機に,創意工夫された実験や新しい計測手法を用いた実験に基づく皆様の研究成果を論文として投稿いただくことをお願い致します.特に実験力学会員で本誌にまだ投稿されていない方は,良い機会ですので,ぜひ投稿ください.
26巻1号
(2026年3月)
高分子材料およびその複合材料

〒338-8570
さいたま市桜区下大久保255

埼玉大学 大学院理工学研究科
坂井 建宣

Tel: 048-858-3444
E-mail: sakai【@】mech.saitama-u.ac.jp
Polymer materials and their composites

 軽くて丈夫な炭素繊維強化プラスチック(CFRP)に代表される高分子系複合材料が大型輸送機械,一般産業機械などの一次構造材や建築・インフラ構造物の補強材などに適用され,機械の運用時や構造物の製造・運搬・設置時における消費エネルギーの削減および排出ガスの低減が期待されており,最近はやりのグリーントランスフォーメーション(GX)の一躍を担っています.
 高分子系複合材料を再生可能な材料として利用するためには,できるだけ長く使い続け,使い終わった後は効率よくリサイクルやリユースを行うなどの工夫が必要になると考えられますが,そこには,効率の良い製造プロセス技術の開発,長期耐久性評価・設計技術,リサイクル技術,リユース技術などについての多くの課題が山積しています.これらの解決のためには,高分子材料およびその複合材料に見られる特徴的な力学的挙動である粘弾性などの時間依存性特性をはじめとする様々な現象を明確にするための実験力学をベースとしたアプローチのみならず,AIなどの新たな技術を導入したアプローチも必要と思われます.
 そこで上記課題と密接に関係する (1) 複合材料の力学的特性,(2) 複合材料製造プロセス・リサイクル,(3) マルチスケール解析,(4) 時間依存性特性評価法,(5) 複合材料の接着などに関して,これまでの実験力学の視点からのアプローチに加えて,新規なアプローチも探索しております.こういった課題の解決には様々な分野の研究者の知恵と技術の連携が必要です.新たな技術開発の第一歩として,多様な分野の会員の皆様にこの特集号に研究成果を投稿していただきたいと考えております.この特集が分野の異なる技術や研究成果を融合させた新たな技術開発のきっかけとなることを期待しております.奮ってご応募していただければ幸いです.

*特集号に掲載希望の論文である場合は,電子投稿審査システム(EM)で論文を投稿する際の,「抄録」箇所に掲載希望の 特集号のテーマ名を明記して下さい.


※これ以降の特集号テーマを募集しています。
お問い合せ,申込みは編集理事(小野勇一 ono【@】tottori-u.ac.jp)までお願いします.

これまでの特集号リスト

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Last Updated Apr. 1, 2025