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The Japanese Society for Experimental Mechanics
日本実験力学会
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Call for Papers

日本実験力学会では、年4回(3、6、9、12月)刊行している会誌に記載する論文を募集しています。
英文誌 Advanced Experimental Mechanics (AEM) については, こちらのページをご参照ください.

2025年26巻1号(3月発行)特集号論文募集のお知らせ
高分子材料およびその複合材料
原稿締切日:論文,技術報告:2025年 10月 31日 ,解説記事:2025年 11月 28日

2025年25巻4号(12月発行)特集号論文募集のお知らせ
再生可能エネルギー関連環境技術に関する最近の研究動向
原稿締切日:論文,技術報告:2025年 8月 29日 ,解説記事:2025年 9月 30日


*特集号に掲載希望の論文である場合は,電子投稿審査システム(以下EM)で論文を投稿する際の, 「抄録」箇所に掲載希望の特集号のテーマ名を明記して下さい.

入会キャンペーン

 非会員の方で論文投稿をされる方に、入会キャンペーンを実施しています。入会して頂ければ、掲載料を会員価格にさせて頂くとともに、入会年度の学会年会費を免除します。ただし、次年度からは年会費の請求があります。なお、著者が非会員でも連名者に会員を含む場合には、掲載料は会員価格になりますが、この場合も入会キャンペーンの対象になります。※なお、本学会の会計年度は4月〜翌年3月です。
 入会手続き方法は以下の通りです。論文投稿時の入会キャンペーンによる入会を希望される方は、以下の入会申込フォームから入会手続きをお願いいたします。その際、「その他学会への連絡事項・コメント」欄に、「論文投稿時の入会キャンペーンによる入会手続きをします。論文受付番号は****です。」とご記入ください。

 入会申込&分科会登録フォームへ

投稿方法

  1. 原稿見本をダウンロードしてください。
    日本実験力学会誌原稿見本のダウンロード

  2. 電子投稿審査システム(EM)により,論文(学術論文、技術報告、解説等)をご投稿下さい。
    ご投稿にあたり以下の点を御注意下さい.
    • 著者や査読者,論文審査委員として一度も実験力学のEMを利用されたことのない方は,まず,ユーザー登録を行ってください.ユーザー登録の方法はEMのトップページにある著者用マニュアルをご覧下さい.
    • 論文の投稿手続きには,論文のほか,著者情報,キーワード,抄録が必要です.
    • 論文情報を送信した後,PDFファイルの作成や,その確認などが必要です.論文の投稿手続きは「投稿完了」の画面が出るまで完了していませんので,ご注意下さい.また,投稿が完了するとメールにて「初回投稿完了のお知らせ」がきます.

 論文投稿窓口 EM はここからアクセスして下さい

投稿料

  • 解説には別刷が50部つきます。追加部数につきましては有料となります。
  • 論文投稿料 6頁まで4万円、7頁5万円,8頁6万円,9頁9万円,10頁10万円(表紙付別刷50部付)です。
  • 非会員については、それぞれ1万円増しとします。
  • 追加別刷料 50部毎に6頁まで1万円,7頁1.5万円,8頁2万円,9頁3万円,10頁4万円です。

カラー印刷について

カラー印刷をご希望の場合には投稿票にカラー印刷ご希望のページ数をご記入ください。一つの論文につき,カラーの頁数が2頁以内2万円,3頁以上は1頁につき1.5万円の追加料金が必要です。

投稿規定

投稿規定ダウンロード (2007年4月28日改訂,2012年4月5日修正, 2015年1月24日修正, 2016年9月9日修正,2019年9月1日修正)

論文審査規定

論文審査規定ダウンロード(平成13年12月6日制定,平成27年1月24日改定,令和 7 年 6 月 14 日改定)

特集号論文募集


巻号
(発行年月)
特集号テーマ 担当者名 特集号内容説明
26巻1号
(2026年3月)
高分子材料およびその複合材料

〒338-8570
さいたま市桜区下大久保255

埼玉大学 大学院理工学研究科
坂井 建宣

Tel: 048-858-3444
E-mail: sakai【@】mech.saitama-u.ac.jp
Polymer materials and their composites

 軽くて丈夫な炭素繊維強化プラスチック(CFRP)に代表される高分子系複合材料が大型輸送機械,一般産業機械などの一次構造材や建築・インフラ構造物の補強材などに適用され,機械の運用時や構造物の製造・運搬・設置時における消費エネルギーの削減および排出ガスの低減が期待されており,最近はやりのグリーントランスフォーメーション(GX)の一躍を担っています.
 高分子系複合材料を再生可能な材料として利用するためには,できるだけ長く使い続け,使い終わった後は効率よくリサイクルやリユースを行うなどの工夫が必要になると考えられますが,そこには,効率の良い製造プロセス技術の開発,長期耐久性評価・設計技術,リサイクル技術,リユース技術などについての多くの課題が山積しています.これらの解決のためには,高分子材料およびその複合材料に見られる特徴的な力学的挙動である粘弾性などの時間依存性特性をはじめとする様々な現象を明確にするための実験力学をベースとしたアプローチのみならず,AIなどの新たな技術を導入したアプローチも必要と思われます.
 そこで上記課題と密接に関係する (1) 複合材料の力学的特性,(2) 複合材料製造プロセス・リサイクル,(3) マルチスケール解析,(4) 時間依存性特性評価法,(5) 複合材料の接着などに関して,これまでの実験力学の視点からのアプローチに加えて,新規なアプローチも探索しております.こういった課題の解決には様々な分野の研究者の知恵と技術の連携が必要です.新たな技術開発の第一歩として,多様な分野の会員の皆様にこの特集号に研究成果を投稿していただきたいと考えております.この特集が分野の異なる技術や研究成果を融合させた新たな技術開発のきっかけとなることを期待しております.奮ってご応募していただければ幸いです.
25巻4号
(2025年12月)
再生可能エネルギー関連環境技術に関する最近の研究動向

〒599-8531
大阪府堺市中区学園町1-1

大阪公立大学客員教授
井口 学

Tel: 072-247-6189
E-mail: gaku【@】eng.hokudai.ac.jp
Recent Developments in Environmental Technologies Related to Sustainable Energy

 二酸化炭素(CO2)放出による地球温暖化は両極地域における氷の急激な消滅と冬季の降雨,海流の勢いと方向の変化, 局地的な大雨と干ばつ, 大火災などの形で顕在化し, 動植物だけでなく,我々の生活に重大な影響を及ぼしている.例えば,我国の周辺では黒潮の勢いが増し,親潮の南下を妨げることによって生じた海水温の上昇が磯焼けを招き,漁獲量に大きな変化が出ている.CO2の排出量削減には化石燃料の使用量を減らすことが喫緊の課題であるが,最近,CO2排出規制に関する国際的な約束に逆行するような動きも出ており,予断を許さない.技術的な問題だけでなく政治的・経済的な要因が複雑に絡み合っている.我が国では2050年までにカーボンニュートラル達成を目指しているが,CO2の発生量を減らして零にするゼロエミッションを実現することは容易ではないことを改めて認識させられる.
 周知のように,CO2の排出量削減には,化石燃料とは異なり資源が枯渇せず繰り返し利用できる再生エネルギーを利用し,化石燃料の使用量を極力減らすことが肝要である.昨年の12月に発行された本誌特集号(24-4)「カーボンニュートラルへ向けた材料デザインの新展開」に掲載していただいた閑話でも述べたが,環境省の「再生可能エネルギー導入加速化の必要性」によれば,再生可能エネルギーとは「非化石エネルギー源のうち,エネルギー源として永続的に利用できると認められるもの」であると定義されている.具体的には(1) 太陽光,(2) 風力,(3) 水力,(4) 地熱,(5) 太陽熱,(6) 大気中の熱その他の自然界に存在する熱,(7) バイオマス(動植物に由来する有機物)の7種類が該当する.
 これら7種類の再生可能エネルギー利用技術について,現在活発な研究が行われているが,実現を急げば,ややもすると実利関連研究が主体となり,基礎研究がおろそかになるだけでなく環境への配慮が欠けることが危惧される. 特に,環境への影響を軽視すると,我が国の高度成長期に味わったように,我々の生活に大きく跳ね返ってくる.
 本特集号では,再生可能エネルギーに関する環境技術に関する解説,技術報告,論文の募集と銘打っているが,環境問題を直接取り扱っていない再生可能エネルギーの利用技術そのものに関する研究成果や一般のCO2削減技術に関する原稿も歓迎する.振るって投稿して頂きたい.特に,既存の概念を転換させるような画期的な要素技術に関する研究であれば,多少成果が不十分でも提言というような形でのご寄稿を希望する.
 再生可能エネルギーを効率的に利用し,我々の生活に安全に役立てるためには,基礎から応用に至る広い分野の研究者と技術者の連携が是非とも必要である.本特集号がその一助となれば幸いである.
 本特集号では,以下の項目に関連する技術の基礎,応用および環境問題についての原稿を広く募集する.皆様方の積極的な投稿をお待ちしている.(1)太陽光発電,(2) 風力 (水平軸風車,垂直軸風車,洋上発電等),(3)水力(波力発電, 潮流発電等),(4) 地熱,(5) 太陽熱,(6) 大気中の熱,その他の自然界に存在する熱,(7) バイオマス.
 なお,鉄鋼業などの大型工場における排熱利用技術についてもご寄稿頂きたい.この技術は地熱利用技術だけでなく他の熱利用技術に大きく寄与すると思われる.

*特集号に掲載希望の論文である場合は,電子投稿審査システム(EM)で論文を投稿する際の,「抄録」箇所に掲載希望の 特集号のテーマ名を明記して下さい.


※これ以降の特集号テーマを募集しています。
お問い合せ,申込みは編集理事(小野勇一 ono【@】tottori-u.ac.jp)までお願いします.

これまでの特集号リスト

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Last Updated Apr. 1, 2025