|

日本実験力学会では、年4回(3、6、9、12月)刊行している会誌に記載する論文を募集しています。
英文誌 Advanced Experimental Mechanics (AEM) については, こちらのページをご参照ください.
*特集号に掲載希望の論文である場合は,電子投稿審査システム(以下EM)で論文を投稿する際の,
「抄録」箇所に掲載希望の特集号のテーマ名を明記して下さい.
入会キャンペーン
非会員の方で論文投稿をされる方に、入会キャンペーンを実施しています。入会して頂ければ、掲載料を会員価格にさせて頂くとともに、入会年度の学会年会費を免除します。ただし、次年度からは年会費の請求があります。なお、著者が非会員でも連名者に会員を含む場合には、掲載料は会員価格になりますが、この場合も入会キャンペーンの対象になります。※なお、本学会の会計年度は4月〜翌年3月です。
入会手続き方法は以下の通りです。論文投稿時の入会キャンペーンによる入会を希望される方は、以下の入会申込フォームから入会手続きをお願いいたします。その際、「その他学会への連絡事項・コメント」欄に、「論文投稿時の入会キャンペーンによる入会手続きをします。論文受付番号は****です。」とご記入ください。
  入会申込&分科会登録フォームへ
投稿方法
- 原稿見本をダウンロードしてください。
日本実験力学会誌原稿見本のダウンロード
- 電子投稿審査システム(EM)により,論文(学術論文、技術報告、解説等)をご投稿下さい。
ご投稿にあたり以下の点を御注意下さい.
- 著者や査読者,論文審査委員として一度も実験力学のEMを利用されたことのない方は,まず,ユーザー登録を行ってください.ユーザー登録の方法はEMのトップページにある著者用マニュアルをご覧下さい.
- 論文の投稿手続きには,論文のほか,著者情報,キーワード,抄録が必要です.
- 論文情報を送信した後,PDFファイルの作成や,その確認などが必要です.論文の投稿手続きは「投稿完了」の画面が出るまで完了していませんので,ご注意下さい.また,投稿が完了するとメールにて「初回投稿完了のお知らせ」がきます.
  論文投稿窓口 EM はここからアクセスして下さい
投稿料
- 依頼原稿には別刷が10部つきます。
- 論文投稿料 6頁まで4万円、7頁5万円,8頁6万円,9頁9万円,10頁10万円(表紙付別刷50部付)です。
- 非会員については、それぞれ1万円増しとします。
- 追加別刷料 50部毎に6頁まで1万円,7頁1.5万円,8頁2万円,9頁3万円,10頁4万円です。
カラー印刷について
カラー印刷をご希望の場合には投稿票にカラー印刷ご希望のページ数をご記入ください。一つの論文につき,カラーの頁数が2頁以内2万円,3頁以上は1頁につき1.5万円の追加料金が必要です。
投稿規定
投稿規定ダウンロード (2007年4月28日改訂,2012年4月5日修正, 2015年1月24日修正, 2016年9月9日修正,2019年9月1日修正)
論文審査規定
論文審査規定ダウンロード(平成13年12月6日制定,平成27年1月24日改定)
特集号論文募集
巻号 (発行年月) |
特集号テーマ |
担当者名 |
特集号内容説明 |
23巻1号 (2023年3月) |
環境関連サステナブル・エンジニアリングにおける最近の研究動向 |
〒558-8585
大阪市住吉区杉本3-3-138
大阪公立大学客員教授
井口 学
E-mail: gaku【@】eng.hokudai.ac.jp
|
Recent research trend in environment-related sustainable engineering
戦後の高度成長期を経て大量消費時代に至り地球環境問題が強く意識されるようになった前世紀の末, 村上は地球環境問題を改善するためには, 日常的な小スケールの活動から改善を始めるべきであると述べ, この方向に沿った工学をサステナブル・エンジニアリング(持続可能な工学)と呼ぶことを提案しました (村上周三: 生産研究, 50-12, 1998, p.439). そして, 地球資源や環境に限りがある以上,「従来の工学が目標とした快適, 利便, 効率等をもたらす価値観と一致しない場合もあるが, “サステナブル”はこれらと共存してあらゆる工学が具備しなければならないあたらしい行動規範であると考える. 」と述べています. サステナブル・エンジニアリングを実現するためには, 西尾の指摘しているように (西尾成文: 生産研究, 52-3, 2000, p. 131), 我々の判断力に欠如があってはならないことは言うまでもありません. その後, 世界的な規模でこの趣旨に沿った活動が行われてきたことは周知のとおりです.
サステナブル・エンジニアリング分科会では, サステナブル・エンジニアリングの提唱から20年を経た2019年に“持続可能な社会を実現するための環境関連技術”なる特集号を組み, 大気環境や水環境の保全技術はもちろん,ごみの焼却処理,再生可能エネルギーや省エネルギー技術といった幅広い分野の研究論文ならびに解説記事を募集しました.それから3年しか経っていないことでもあり, 本特集号では前回の募集要項を踏襲します. ただし, 持続可能な社会の実現には若い人への教育が欠かせないことから, この分野も募集要項に加えることにします. 対象とする分野の一例を以下に示します.
- 環境プラントおよびそれに関連する燃焼や発電技術
- 大気環境における熱や粒子状物質の移動および環境保全に関連する技術
- 水環境および水資源に関連する保全技術
- 水力,風力,バイオマス,太陽熱,地熱等の再生可能エネルギーの利用技術
- 環境保全に関連するIoT等の技術
- 持続可能な社会を実現するための教育活動
- その他,省エネルギー,環境保全に関連する技術等.
日頃の環境関連技術・教育に関する研究成果のご投稿をお待ちしています. ふるってご投稿してください.
|
22巻4号 (2022年12月) |
熱工学・エネルギー関連実験・計測技術 |
〒577-8502
大阪府東大阪市小若江3-4-1
近畿大学理工学部機械工学科
澤井 徹
Tel: 06-4307-4727
FAX: 06-6727-2024
E-mail: sawai【@】mech.kindai.ac.jp
|
Experimental studies and measurement techniques related to thermal engineering and energy
2021年に開催されたCOP26において、「脱石炭」の世界合意が行われました。地球温暖化の主要因とされる二酸化炭素排出に関わる化石資源の年間消費量(2019年)は、全世界で石炭37.5億toe、石油46.0億toe、天然ガス33.8億toeであり、世界の1次エネルギー消費量139億toeに対するそれぞれの割合は、27.0%、33.1%、24.3%となっています。一方、化石資源の単位熱量当たりの二酸化炭素排出係数は、石炭:石油:天然ガス=9:7:5の比率であることを考慮すると、化石資源から排出される二酸化炭素の約41%が石炭に由来している状況です。先ずは「脱石炭」が喫緊の課題となっている所以です。「脱石炭」さらには「脱炭素」が持続可能な社会の構築に不可欠になっていく中、化石資源に替わる燃料(水素、アンモニア、バイオ燃料等)による熱エネルギーの利用は今後も社会を支える基盤として存続していくと考えられます。
再生可能エネルギーの導入に加えて、省エネルギーに関連した技術開発も重要であり、資源エネルギー庁、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)では重点的に取り組むべき分野を特定し公表をしています(2020年)。熱工学・熱エネルギーに関する「重要技術」としては以下が公表されています。
- エネルギー転換・供給部門
地域熱供給、高効率加熱、熱エネルギーの循環利用、排熱の高効率電力変換、熱エネルギーシステムを支える基盤技術
- 産業部門
熱利用製造プロセス、IoT・AI活用省エネ製造プロセス
- 家庭・業務部門
高効率空調技術、高効率給湯技術、ZEB/ZEH/LCCM 住宅の設計
- 運輸部門
燃料電池自動車技術、内燃機関自動車/ハイブリッド車性能向上技術
- 部門横断
高効率ヒートポンプ
左記で示した様に、再生可能エネルギーの導入、省エネルギー技術の進展は、持続可能な社会の構築に不可欠であり、これらを支える基盤分野として重要な「熱工学・エネルギーに関連する実験・計測技術」に関する研究の特集を企画いたします。この特集が, これからの技術開発の一助となることを期待しております.奮ってご応募していただければ幸いです.
本特集号の主なテーマとしては,
- 伝熱工学に関する実験・計測技術
- 燃焼工学に関する実験・計測技術
- 冷凍・空調工学に関連する実験・計測技術
- 再生可能エネルギーに関する研究
- 省エネルギー技術に関する研究
- エネルギー全般に関する研究
などに係る研究論文,技術論文,解説(展望)記事を募集致します.関心のある会員の方、ならびに非会員からも多数のご投稿を期待しております.
|
*特集号に掲載希望の論文である場合は,電子投稿審査システム(EM)で論文を投稿する際の,「抄録」箇所に掲載希望の
特集号のテーマ名を明記して下さい.
※これ以降の特集号テーマを募集しています。
お問い合せ,申込みは編集理事(小野勇一 ono【@】tottori-u.ac.jp)までお願いします.
これまでの特集号リスト
|