混相流の全視野計測講習会
「混相流の可視化画像計測」
混相流となるシステムやプラントの設計、運転、安全性の問題あるいは、混相流が関係する環境保全の問題に関連して、必要となる圧力損失や濃度などのマクロな流体力学的特性を知るだけでなく、最近では、現象把握の本質であるミクロな相間の相互作用の解明が重要になっている。それゆえに、微視的現象の計測がクローズアップされ、また、それを可能にする可視化による全視野計測の技術が進展して十分に生かされる段階にきている。そこで、このような要求を満たす計測技術を広く役立てていただくべく下記の要領で講習会を開くことにしました。講師はこの分野での第一線の研究者であり、これまでの研究成果に加えてホットな成果も含めて説明します。
今回は、光計測とX計測について行いますが、教材には中性子線計測、NMR計測も含まれています。
混相流(気液二相流、固液二相流、固気二相流など)のミクロな計測や内部を見る計測を望んでおられる皆様のご来場をお待ちしています。なお、教材(資料)はこれまでの混相流研究会/談話会活動における集大成として分かりやすくまとめたものです。
共催:筑波混相流・エネルギー談話会、
混相流のグラフィック・シミュレーションと可視化に関する研究会(日本混相流学会)
流体可視化分科会(日本実験力学会)
(1日目)
日時:2002年12月20日(金)9:30〜17:00(講習会・関連機器展示)
場所:文部科学省研究交流センター 第1会議室・第2会議室A
(茨城県つくば市竹園2-20-5 TEL 0298-51-1331)
詳しくは http://www.mexttci.go.jp/access_j.html 参照
内容:光計測(講師 松井剛一(筑波大)、植村知正(関西大)、村井祐一(福井大)、文字秀明(筑波大))
X線計測(講師 三澤雅樹(産総研))
(2日目)
日時:2002年12月21日(土)10:00〜12:00(光計測実演)
場所:筑波大学混相流研究室
内容:光計測(講師 文字秀明(筑波大)、松井剛一(筑波大))
定員:30名(申込み先着順とします)
教材:「混相流の可視化画像計測」
(内容)
1. 混相流計測のポイント
2. 可視化計測技術のポイント
3. 光計測(1)、(2)
4. X線計測
5. 中性子線計測
6. NMR計測
(計測事例を含む)
参加費(教材費):一般 20,000円
当該談話会・研究会分科会会員 15,000円
学生 10,000円
参加申込み方法:講習会参加をご希望の方は、
(1) 参加申込みを事務担当へご連絡ください。
E-mail: sec-mat@kz.tsukuba.ac.jp
または、
〒305-8573 茨城県つくば市
筑波大学機能工学系・混相流研究室
(2) 参加(教材)費を下記にお振込みください。
常陽銀行研究学園都市支店
(TEL 0298-51-2151)
普通預金 6838838
名義 筑波混相流・エネルギ−談話会
(代表 松井剛一)
問い合わせ先:
筑波大学機能工学系 松井剛一
TEL 0298-53-5129 FAX 0298-53-5207
E-mail matsui@kz.tsukuba.ac.jp
または、
筑波大学機能工学系 文字秀明
TEL 0298-53-5061 FAX 0298-53-5207
E-mail monji@kz.tsukuba.ac.jp
Last Updated November 22, 2002