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The Japanese Society for Experimental Mechanics
日本実験力学会
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サステナブル・エンジニアリング


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主査:井口 学
大阪公立大学 客員教授
〒558-8585 大阪府大阪市住吉区杉本3丁目3-138


幹事:酒井 祐介
株式会社熊谷組 技術本部 新技術創造センター
〒162-8557 東京都新宿区津久戸町2-1
TEL:03-3235-8617,FAX:03-3235-9215


趣旨
 2015年の国連サミットで,30年までに国際社会が達成すべき17の目標(持続可能な開発目標,Sustainable Development Goals: SDGs)が全ての国連加盟国により合意された.その中には,水や陸の環境保全,再生可能エネルギー,産業と技術革新の基盤の創成といった,環境関連技術が担うテーマも掲げられている.我が国における環境関連テーマには,東日本大震災以降の原子力発電所停止に伴う電源構成変更による諸問題,周辺諸国から飛来するPM2.5の大気汚染問題,災害や老朽化による水環境問題,都市ごみや産業廃棄物の処理・処分の問題,温室効果ガスの吸着・吸収・排出・減容化の問題,環境保全に関するIoT技術の開発や省エネルギー化など,多くの技術的な課題が残されている.このような代表的テーマが扱う問題は,機械工学から土木工学,化学工学,システム工学に渡る工学全般が扱うテーマであり,「The 総合工学 of 総合工学」と言っても過言ではない.
 これまで当分科会では,持続可能な環境社会の実現に貢献すべく,新エネルギー開発やエコマテリアル開発といった喫緊の課題に対して情報交換を重ねてきた.現在のところ当分科会の登録者数は十数名からなる.今後も,持続可能な循環型社会の実現に貢献すべく,実験力学の新たな手法を積極的に導入し,これまでよりさらに一歩踏み込んだ総合工学としての環境工学を発展させることを主な目的とする.

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Last Updated May. 13, 2022