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The Japanese Society for Experimental Mechanics
日本実験力学会
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2011年度日本実験力学会 称号授与報告

(敬称略)
実験力学高度専門術士(Distinguished Specialist in Experimental Mechanics)2名

1. 加藤 章(中部大学工学部機械工学科・教授)

実務経験年数33年
授与理由:
候補者は光学的手法と画像処理を用いた材料強度評価に関する研究に長年従事し,各種画像技術を材料試験へ応用する領域において先駆的な業績をあげられている.特にレーザーを用いた金属材料の疲労損傷の全視野評価手法は,機械構造物の安全性向上に貢献する技術として期待されている.さらには,本学会の活動も積極的に行われており,編集理事および企画理事等の役職を務めており,本学会の発展に対する貢献度は極めて大きい. 称号授与規定および提出された履歴書,推薦書に基づいて,実験力学高度専門術士の称号授与を認める.

2. 西原 一嘉(大阪電気通信大学工学部機械工学科・教授)

実務経験年数40年
授与理由:
候補者は流体工学に関する研究に長年従事し,その研究内容は現在および将来において重要な問題を取り上げたものが多い.例えば,管内加速流れの研究は,人体内の血流問題と密接に関係しており,血管病の予防技術の開発等において重要な情報になると考えられる.また,ファンやポンプの騒音低減に関する研究は,独創的な発想から騒音低減を実現している.さらには,本学会の機械の流れ分科会の主査を務め,分科会活動の推進・発展に尽力してきた.  称号授与規定および提出された履歴書,推薦書に基づいて,実験力学高度専門術士の称号授与を認める.
実験力学専門術士(Specialist in Experimental Mechanics)1名

1. 森田 康之(名古屋大学大学院工学研究科機械理工学専攻・講師)

実務経験年数11年
授与理由:
候補者は材料力学を基盤とした実験力学的手法を生体力学の分野に応用し,歯科領域の力学的解析評価に関する極めて価値のある知見を公表し,大きな貢献をなしてきた.また,本学会における講演発表および論文も多数あるばかりでなく,セミナーの講師を務めるとともに,バイオメカニクス分科会の運営において,その活動に尽力してきた. 称号授与規定および提出された履歴書,推薦書に基づいて,実験力学専門術士の称号授与を認める.

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Last Updated November 14, 2011